霊的なアンバランスって、どういうことかなと考えるとそれって自分の本
能的な欲望や、幸せを無視していることかな?
なんて、そう考えてみると、人間関係がうまくいかないことで悩むのも内
面化で霊的なアンバラスが起きているのでしょうね。
それは、友人関係、夫婦間、仕事関係、親子関係、それぞれに起こってい
るのだろうと。
たとえば、ドメスティックバイオレンスが起きている夫婦で、いつも
奥さんがご主人に身体的にも、言葉上でも暴力を受けているとしましょう。
ある見方をすると、とても気の毒に思うのですが、それをLyssinumという
レメディの観点から見てみると、Lyssinumの主な感覚は、苦しめられている
という感覚です。
暴力を受ける、そして祈る、屈辱感、殺したい衝動、そしてそれは、自分に
向けられてナイフで体を突き刺したい、見捨てられた感覚、妄想は、ひどい
目にあっている。
そして、怒りと素早い後悔が交互にくる。
この怒りは、暴力的な怒りであり、ほとんど狂ったような暴力です。
しかし、怒りすぎるともっとひどい目にあってしまうので、その後に後悔
します。
このように、Lyssinumの状態は、自分がもっとも依存している、たとえば、
主人から屈辱されて、苦しめられ、傷つけられていて、それに暴力で反応し
、切ったり、噛んだり、突き刺したりと、その苦しみは、肉体的な苦しみも
引き起こすます。
それでも、家を出ると自立して生活ができないなどの理由で依存せざる得
ない。
だから、Lyssinumの状況を大きな観点からみると、自分を自傷行為に追い込
むようなスティエーションがそこにあるということなんですね。
相手に暴力を振るわれることも、ある意味では自傷行為です。
Lyssinumには、Stramoniumのような逃げたい欲求がありません。
だから、ドメスティックバイオレンスは、ずっと続くのです。
角度を変えれば、幾らでも逃げ出せるはずですが、ここにその人の霊的なアン
バラスがあるからなのですね。
このような方にLyssinumを取っていただくと、いかに自分が自傷行為の中に
いたか、そして、自分を大切にしてこなかったかに気づきます。
人って、変えられないというのはそこにあります。
自分で気づくしかない。
霊的なアンバランス状態では、どんなに苦しめられていても、そこに依存して
いたい、またはある種の居心地の良さがあるからです。
親子関係でもそうですね。
子供にギャンギャン言うお母さんは、子どもを変えられると思っています。
しかし、子供も変えられませんね。
子供を自分の意図でコントロールしようとすれば、するほど反抗的になります。
子どもは、親の所有物ではないし、別の生き物です。
母親が完璧主義であればあるほど、子どもの話は全く聞けていません。
どうしてかと言うと、自分のモラルでしか判断してないからです。
ちょっと子供が話し出し、それが自分の考えに反していると拒否して否定します。
結果、全く話が聞けてない。
子供の話を全身を使って聞いてみてください。
全てのモラルを外してね。
そうすると、子供は言うことを聞くかもしれないし、そのような姿勢で子供に
接していれば、怒ることも可能です。
それは、子供は、母親が完璧とは思っていないと言うことなんです。
どんなに母親が完璧を装っても、子供は自然体の完璧な状態を生きてますからね。
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ブログに書いているように、人間関係に囚われて逃げられない、夫とその収入に頼っている女性の社会的な立場において見られる感覚です。
staphよりも強い状況です。もちろん、他のケースでも使用します。Lyssinをホメオパスがクライアントさんに出すときは、しっかりと受け止めた上で使用しますので、ご自分で使用なさらずに信頼の置けるホメオパスの方に依頼してください。
その後のケアのためのレメディも必要になります。
Lyssinumは、急性のレメディなので、長い間状態が続いてらっしゃるようでしたら、その後、体質レメディを使用されると根本的な解決ができると思います。
機会があれば、お近くのホメオパスにご相談されて見るのもいいですね。